INFPの転々白書

その時の価値観を書き殴る。

INFPなりのコミュニケーションの流儀

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出典:Pixabay
 

これは俺の話だ(ドン!)

今回はINFPをはじめ、コミュニケーションが苦手は人がどうしたらコミュニケーション能力を向上させることができるかを、俺流のやり方に従って書いて行く。

一言で言うと"もっと適当になれ"ということに落ち着くのだが、出来るだけ詳しく書いて行く。

いやお前それINFPっぽくねーぞとか、本当はINFPじゃないんじゃないかとか言われると正直困るが、まあ心当たりある奴は参考にしてくれやって話。

INFP?俺の話?お前誰だよ、という方は

n-ohta.hatenablog.com

を参照。

MBTIについても調べてみてね。ただしあくまで趣味程度に抑えるように。はまりすぎないように注意。

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■コミュニケーションによって生じるギャップ

コミュニケーションには二つ種類があると思ってる。

表層コミュニケーション(SC)

 =接客的・ネタ的・なんj的なコミュニケーション。

   円滑なやりとり・雰囲気重視。

内層コミュニケーション(IC)

 =内面的・非ネタ的なコミュニケーション。

  度合はあれど真剣な対話を望む。

 

INFPはどちらかといえば後者の方が得意だ。

SCは外的刺激の要素が強く、短時間のやりとりでも苦手意識を覚えるためだ。

ただし価値観が近ければ疲労しない。しかし理想主義の妄想野郎と価値観の近い人間なんてそう多くいないので、大抵孤立する。

また、ICの方が得意とはいえ、これも価値観の違いによってはどこ吹く風となりやすい。

これは「俺とは価値観が違うから話をしても無駄だな」というドライな感じというよりも、相手の価値観を尊重するあまり自分の意見を主張することにブレーキをかけてしまう、という話だ。

相手と価値観が違うのにディベートを強要されると、

どうせ互いに理解し合えないのだから深く関わっても傷つくだけだ!

だから黙る!!プンプン丸!おじゃ糞丸プンプン丸!😡

というように、勝手にツーンとして勝手にふてくされてしまうパターンも多い・・・と思う。

つまり、どっちにしろほぼ地獄

しかしほんっとに面倒くせえなあコイツはほんと。

 

社会で重要視されるのは表層コミュニケーションだ。

社交辞令に代表される"適度な距離感の演出と維持"が、一社会人を社会人と決定させる。

しかし世の中はそう単純ではない。

俺は今まで相当困惑してきたことがある。それは、表層コミュニケーションと内層コミュニケーションのギャップだ。

SCを経ることで人間は「この人のことをもっと知りたい」と思うようになり、ICへと移行する。中には円滑な人間関係のためにとか言ってプライベートのことをズイズイ模索してくる不心得者がいるが今回は除外。

(はあ・・・なぜこうも考えすぎてしまうのか。)

例えばある程度意気投合して飲みにでも行くかとなり、ICを交わすと、俺は異様な疎外感を抱く。

たしかにある程度はそいつのことを理解したかもしれない。しかし理解していないことの方がどう考えたって多い。経験上その"理解できていない領域"についての情報は無意識のうちに補填している。自分勝手な話だ。

なので勝手に補填した仮の要素が事実とはまるで異なるモノだったと知った時、俺は大きく困惑するのだ。

世間一般から見ると、このような場面では「あ、なるほど。この人はこういう場面のときにこういう考え方をするんだな」というように自己解釈を修正して折り合いを付けるべきところだろう。

からしてみれば、それはとても器用な生き方だ。

俺は無視できず、脳内の別のハードディスクの「違和感フォルダ」にその困惑した事柄を保存しておくタイプの人間だ。折り合いがつくまでのロード時間は非常に長い。

これが表層コミュニケーションと内層コミュニケーションのギャップから生じる困惑だ。

つまり

 勝手な自己完結 ⇒ 事実の認知 ⇒ 正常な完結

のプロセスでいうと、事実の認知と正常な完結との間で長い時間彷徨うことが多いってことや。

ほんと、みんな上手いよ。

俺なんて「は?なんでそんなクズみたいな考え方のくせに普段善人ぶってんの?素でいけよ。その方がおもろいやんけ。いい人のフリすんなくそが」って思い始めたら、最悪もうそいつを信用できなくなってしまう。

表層コミュニケーションを重要視する社会で、この思考はかなり危ない。

遅かれ早かれドロップアウト

俺のこの考え方をINFP全体の意見として一般化させるつもりはない。

俺が言いたいのは、現代社会は表層コミュニケーションによってほぼほぼコントロールされているってこと。たとえ表面上のやりとりであっても疑問に思ってはいけない、それが世の中だってことだ。

 

著名な人間には内層面をどんどん表に出して人気を博すやつがいる。

批判されようが嫌われようがお構いなく自分の意見・言葉をバンバン言いまくるやつ、いるよね。

ただ、あれはメンタルの強さがハンパでない連中だ。

真似しようとしてもなかなかできない。

しかしINFPはそんな甘いことを抜かしている場合ではない生き物だと俺は考えている。

どのみちその内ドロップアウトすんねん。

もうね、そういう"内層的な魅力"を武器に生きていく方がいいと思うわけ。

 

■INFPのなにが人を魅了するのか

コミュニケーションの際に重宝される武器を二つに分けると以下のようになる。

表層的な武器 = 技術・プロセスなど、目に見えるもの

内層的な武器 = 言葉・考え方など、目に見えないもの

 

例えば漫画なんか読んでいると、絵の上手い下手だけで価値が出るわけではないと考えることがある。話の起承転結やキャラの魅力、社会通念など、あらゆる要素の積み重ねと交わりによって漫画は面白くなるわけだ。

人の価値も同じはず。

情報教材が売れるのは情報が優れているからではない。売っている人間が魅力的なので、「自分もああなりたい」という幻想が需要を生んでいるのだ。

目に見えない内層的な武器は価値になるのだ。

金になる、ならない問わず。

 

この"内層的な武器"をコミュニケーションに活かすことで、INFPあるいはコミュ障のコミュニケーション能力は高まる。

てか高まりすぎて一目置かれる。

これマジだから。

多分INFPがどーのこーの言ってるサイトでもこういうこと教えてないと思う。

 

きっと技術的なアドバイスを上手にするインテリに憧れているINFPは多いだろう。

あえて言うが、お前らにはそれ向いてないよ。

それをやろうとしたって、相手の気持ちへの配慮が上回って、遠慮がちな表現しか出来ないだろ?

技術を教えるときに、遠慮なんかしてどうすんだ。

技術とは、客観的な事実だ。しかも実用的なものだ。

頭の中で想像した空想のお話とはまるで違う。

技術は生活に根付く原始的なものなので、遠慮なんかして中途半端に教えるなんて論外なの。むしろ迷惑なんよ、ハンパなアドバイスなんてのは。

コミュニケーション能力を高めたいのならば、そんな技術的な話でインテリぶるよりも、まずは自分の内面に湧き出ている考え方で相手を魅了することだ。

おしゃべりクソINFPは周りを圧倒させられる存在だ。

インテリっぽい会話なんて後だ後。どうとでもなるからそんなん。

 

■おしゃべりクソINFPになる方法

ここからが本題だ。

ここまでのは全部どうでもいい。忘れろ。

こっからINFPが面白い人間になる方法を書いていく。

なお、これは俺が実用してきたことを書き殴る形になるので向き不向きが当然あるだろう。嫌悪感を大きく抱いたら無理しなくてもいい。

さてと、俺たちINFPの恐ろしさを世に広めるんや。

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INFPがその魅力を失うことなくコミュ力を上げる方法は、ずばり一言でいうと「適当になれ」だ。


ポイントはここだ。

・世の中の大半は表層コミュニケーションを求めているということ

しつこいようだが社会で交わされる会話は表層コミュニケーションだ。

多くの人は具体的な会話なんてしたがらないわけ。

周りにいるだろ?具体的な話(例の企画についてどう思うだとか、日本の税金についてどう思うだとか)を持ちかけてきたくせに、具体的な返答をし始めたら表情曇らせてくるやつ。まるで「いや、そんなガチな感じで聞いてないんスけど笑」とでも言いたそうなツラしてくるやつ。

世のほとんどの奴はそんな人間だと考えてOK。

つまり、多くの場合は適当で良いんだよ。

こんなゴミブログに辿り着いたコミュ障に足りないのは適当さだ。馬鹿になる勇気だ。

その結果、あんたは周りからバカだと思われるがまあよし。その印象を挽回するチャンスなんざいくらでもあるのでオールオッケー。

こう言うと、本当の自分を偽ることになる、なんて思うかもしれない。

けどどれが本当の自分なのかなんて分かるものだろうか。

 

 俺はね、高校2年くらいまでバカだと思われてた。

表層コミュニケーションは、面白いことを言うことに重きを置いていた。ネタに走りまくってた。

そしたら結構慕われる存在にはなれてたのよ。

でも高2の夏に「疲れた」つって、それ以降は本当な素の自分="根暗でオタクな理想主義"で過ごすようになった。

 それまでの仮面友達は離れていき、素を見せることのできる数人の友達とだけ過ごすようになった。

確かに素のままの自分で生きていくのは楽だ。

しかし全タイプの中でINFPが最も低収入だといわれている事実に目を向けなければならない。

価値がないとされているわけだ。

 素のままの自分で生きてて良いんだよ、なんて言ってんのは最近彼氏が出来たばっかの女だけだ。

騙されんな笑。

それに、ネタ的なやりとりでピエロを買って出ているときの俺も、それはそれで素だ。本性だ。

表層コミュニケーションなんざ適当でいいだろ、というクソみてーな価値観を丸出しにした対話をしているのだから、これが素でなくて何だというのだ。

今まで散々騙されてきたんだし、鼻から適当なやり取り目的の会話なんて騙しまくっていいわけ。

 

 それからうれしいことに、INFPはテキトーな会話をしてても物事の核心・本質を見極める能力がちゃんとあるわけよ。

なので適当に会話しまくるあまり、調子乗りまくっておばか発言連発してても、意外と話の軸はブレない。なぜなら元々話の趣旨をずらしたくない性分なので、無意識のうちに本筋の上でふざけまくることが出来る。

 

その上、INFPは他者を傷つけることをかなり嫌う質なので使う言葉にも気を遣える

つまり優しいバカになれる。その辺のキョロ充とはレベルが最初から異なるのだ。

ただしグループでの会話などでは「どの言葉が」「誰を傷つけるのか」を整理しつつアホなことを言わなければならないので若干忙しい。

なので、普段からその場にいる人たちの切り口・環境・思想などは出来るだけ会話の中から収集する癖をつけよう(これは恐らくINFPならば苦手なことではない)。

 

 ☆会話で完璧を目指すな

これらを極めれば、話をずらさずにバカ発言することと気を遣うこととマシンガントークを併せて行うことも可能というわけだ。

最強だろ?

とはいえ会話の苦手な状態からいきなりこの状態になることは当然無理。

何事も慣れが必要。

 時間と経験にもある程度任せよう。

 

それと、一番大切なことがある。それは会話においては完璧主義を捨てろということ。

他のことはまだ良いとして、会話に完璧などない。そしてここに書かれていることだってマニュアルとしてはまだまだ未熟だし、完璧にこなそうとする必要はない。

馬鹿になれと書いてあるが、何もいきなり「チンコォ!!!!」と叫んだりするわけじゃないぞ。

大事なのはバランスだ。

周りが笑ってくれてるならそのスタイルで良いが、誰かの表情が硬くなったらそのジョークはファールだ。

 見極めていけ。

 

■おまけ

コミュ障は一人暮らししろ。

そしてストレスや不安が溜まったら部屋の中でチ〇コマ〇コ丸出しにして過ごせ。

怖い物なんにもなくなるぞ。

世の中のこと全てが下らなくなる。

いきなりセコムとか来たらドアのノゾキアナから裸で覗け。

うわー俺今よう知らん奴の前で全裸になってるやん。最強やん。

って思えるから。

この方法を使えばまじで地上最強の生物に一歩近づける。

おすすめや。

 

完。