INFPの転々白書

その時の価値観を書き殴る。

説教欲とヘイトゲージ

こういう視点どうよ?っていうだけのナル記事です。

 

説教欲っていう、概念というか思考回路?がある。

自己肯定感だとか自尊心だとかに置き換えられる、かなり嫌われやすい代物。これはきっと脳味噌の全機能を使いこなせない生き物である「人間」が一度は通る欲。

それからヘイトゲージみたいなものもあるだろう。ストレスよりも輪郭がもっとはっきりとした、人を攻撃的にする概念。

 

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○言い負かせたい欲求

側から見ると醜いと感じる言い争いであっても、僅かながらに人の価値観を固めたり広めたりするのが議論の良いところであると同時に甘い罠である。このトラップを多くの人は頭の片隅で理解している。しかしそれはブレーキを押せるクレバーな意思を持ち合わせた人にのみ通用することで、そうでない情熱任せの人は、周囲が「まあこの辺かな?」と思い用意したガードレールを飛び越え、説教欲に支配されてしまう。

わかって欲しい、理解してくれ、なぜ分からないんだという気持ちが、いつしか相手の"習慣的に用意された平和主義的フィールド"を破壊することのみに焦点を当てたライフルに変わる。

前述したように、この説教欲と名付けた欲は、誰もが一度は抱く心理なんじゃないかなあって俺は思ってる。

人生のどのタイミングでこの説教欲が生まれ、どの段階でその説教欲がすぐ生まれる長いトンネルを抜けるのかは人によるだろう。

 

〇ヘイトゲージ

不愉快なものを見たり聞いたりすることで人はヘイトゲージみたいなのが満タンになる。ゲージの長さには個人差があり、一瞬で満タンになる者もいれば蓄積に時間を要する人もいるし、溜まったヘイトが減るスピードにもまた個人差がある。

 

〇つーかなんの話してんの?

こういう記事を書くのは、人は何かのきっかけで「これってこういうことちゃうんかな」と思い始めたことに起因する。俺の場合、今それをブログで消化しているだけである・・・。

筋トレ神サイヤマンさんのツイートで初めて知った諍いがあった。

こじるりこと小島瑠璃子さんが筋トレしている男性をやや蔑視したような発言があり、それに対して批判が生じたというやつだ。(蔑視したような、ではありません。蔑視です。考えてから言ってください。とか言い始めるんかな・・・世の中疲れすぎやろ・・・。)

これが件の発言。

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お、おう。

 

これに対して、

好きだからやってるだけだ。とやかく言われる覚えはないです。

発言力・影響力あるんだから考えて発言してください。

というのが批判側の意見の大半かな?

 

小島さんのこの言葉ってなんか・・・正直ただの子供の独り言にしか見えん。こんとき気ぃ抜いてるでしょ完全に笑

 まあこういう視点もあるよね。だって視点違うんだから。

こう書くとそこで話は終わり、筋トレ界隈に偏ったイメージが出来てしまうとか思われそうだが。確かに世の中にはまじで頭悪い奴多いし、そういう奴らにこのネガティブな視点をネガティブな書き方で拡散されたら、明らかに悪影響だよねえ。

でも人間って何年経ってもそのレベルちゃうのん?って思っちゃうんすよね俺。マスコミは変わらんし、その情報の享受者も変わらんし。もうこれ一生変わんねえんじゃねえの。

あと少し思ったことは、批判している筋トレガチ勢が放つ排他的な態度と集団的ゆえの威圧感に、少し恐怖を覚えたこと。

eスポーツなんかもそうだが、文化が馴染むためには時間がかかるのだ。カッとなった勢いで世論に捻じりこみたくなる気持ちも分かるが、それでは反動が生まれるだけでは?温かい目で見て暖かく反論すれば、頭が良く器の大きい人がもっと募れると思うんだが(それは結果的に適応できない種が死滅するので合理的だ)。

 

でだ。

俺がこの記事で書きたいのはこの言い争いに一石投じたいっていう類のものではない。俺にはそんな度胸はない。

 

 

俺はこの出来事を例に、物事に対する俺の考え方を表出し、整理する。そんだけや。

 

〇もしもこの議論が白熱したら

そうなれば、説教欲の強い人の主張にみんな注目するだろう。派手で分かりやすいパイプに、人は水を流すからだ。

説教欲はヘイトゲージが溜まれば溜まるほど強まり、溜まったヘイトゲージは燃焼して説教欲となり、言葉や行動になって消化されてゆく。

 今回のケースでは今の時点で、

・無知は分からん事しゃべらず、もっと勉強してから語ってください。

・自分の影響力考えてください。

 っていう(こう書くと「しっしされたからしっしする!!」って感じになってしまうが)批判が強い。

もっと白熱すればより強い言葉になるのは目に見えている。そしていずれそれは出口を探し求めるほど膨れ上がり、結果説教欲となる。

 

小島氏の発言によってヘイトゲージ溜まる

⇒不愉快だ、勉強しろ、あなたの好みには興味ない、と諭す(この議論はここで終わった。次からは仮定)

⇒小島氏、つい反論してしまう

⇒批判側、ちょっと加熱

⇒小島氏、つい反論してしまう

⇒批判側の少数のヘイトゲージが説教欲となり、爆発

 

っていう流れになると思う。

これがいけないと言っているわけではなく、俺にはこう見えているっていうことね。

 

〇まとめ

生きてると意識とは裏腹にこういうことに出くわしかねないので、もし万が一自分が批判されるようなことになったら

①知識の無さを潔く反省する

②殺されたくないなら相手のヘイトゲージを溜めないよう注意する

③言い足りないことがあるのなら①、②に十分配慮する

④相手が説教欲に身を任せ始めたら謝罪に徹する(身と心を守る)

×ただ言い返す(論破・マウントに興ずる)

これが大切だと思いますわ。

プライドが邪魔して①が出来ずに×やるとか最悪ぶっ殺されるんで注意しましょう。

 

なんでこんなこと書いてんのか。それはこれが俺のブログだからだ。

以上。